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ハダノコト

アトピーによる乾燥肌を治すおすすめ方法【保存版】

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アトピーの膿

アトピーの辛い症状3つに、乾燥肌、痒い、かさぶたが挙げられます。
アトピー性皮膚炎の炎症に長年苦しめられてきた人はこの3つに大変ストレスを感じてきたでしょう。
でも、辛い症状が起こる原因はあなたのアトピーを治療するためだったなら見方が変わります。
あなたを苦しめるためだけの症状じゃなかったのです。
このページでは、発想の転換をして上手にアトピーによる乾燥肌を予防する方法と、保湿剤の2つの機能を解説していきます。

アトピー症状の3つの意義について

アトピー症状の意義に納得する女性
アトピー性皮膚炎の症状には肌の状態を改善する意義があるということをご存知でしょうか?
症状を押さえ込まずに自然に出し切ることで、肌をきれいに回復させる治癒力には驚きを隠せないことでしょう。

症状1:乾燥は皮膚の生まれ変わりの大切なステップ

アトピー性皮膚炎は乾燥肌の特徴があります。
治療のためには保湿を重要視されますが、それは本当にそうなのでしょうか。
皮膚は本来新陳代謝を繰り返しています。
新しい細胞が生まれては、古くなった細胞は次第に水分を失っていき、垢となって剥がれ落ちていきます。
この生まれ変わりのことをターンオーバーと呼びますが、約1ヶ月のサイクルが標準的です。
しかし、保湿ケアをして乾燥肌を防止すると、このターンオーバーを遅らせてしまうことになり、新しい皮膚への生まれ変わりを狂わせる可能性があります。
保湿ケアをまめにしているほど、皮膚が弱っていく可能性があるのです。
ですから、アトピー性皮膚炎の乾燥肌を改善するためには、保湿を控えて、皮膚のターンオーバーの正常化を促してあげることが大切なのです。

症状2:掻くことは、老廃物の排出促進
老廃物を出す肌
アトピー性皮膚炎には、睡眠を妨げられるほどの強烈なかゆさがあります。
しかし、このかゆみも必要な症状なのです。
アトピー性皮膚炎の症状は、食生活や生活習慣の乱れ、過度のストレスなどの影響により、不健康な状態なときに悪化します。
不健康な状態では、栄養の運搬も滞り、体内の老廃物の排出もうまくいきません。
その影響で、皮膚がかゆみを発生させることで、皮膚のかき壊しを誘導し、かき壊したところから出てくる血や体液より体内の老廃物を出しているのです。
アトピー性皮膚炎では皮膚をかくことは厳禁だとされていますが、かき壊したところからデトックスをし体内の健康を取り戻そうとしているのです。

症状3:かさぶたが絆創膏

血や体液が固まって、かさぶたを形成します。
かさぶたは絆創膏がわりになり、刺激を受けやすい皮膚を保護する効果があります。
体液は拭き取らないようにしましょう。
拭き取ったり、洗ってしまったりすると、ダメージを受けた皮膚が保護されないので、再び体液を出そうとします。
かさぶたは、傷が治癒し、皮膚が元の状態に回復したら自然と剥がれていくのです。
アトピー性皮膚炎の症状にはそれぞれ意義があるので、治療薬や保湿剤を使って症状を抑えようとすると、回復が遅れてしまうことがあります。
アトピー性皮膚炎の回復のために重要なのは、症状を押さえ込むことではないのです。
症状を出し切ることが、アトピー改善の近道となるのです。

アトピー性皮膚炎の改善への7つのポイント

7

ここではアトピーによる乾燥肌を防ぐ7つのポイントを解説します。

ポイント1:朝の洗顔は、部分的でOK

洗顔剤を使った洗顔は夜だけで十分です。
朝も洗顔剤を使っていると、皮脂が洗い流されすぎてバリア機能がさらに弱くなってしまいます。
目元と口元を水で拭う程度が適切です。
あとはそのまま濡らさないようにします。
バリア機能を温存すれば、皮膚が突っ張ってしまうこともなくなり、保湿をする必要性もありません。
目元と口元を拭っただけにして、そのまま乾燥させ、皮膚のターンオーバーに任せることがアトピーによる乾燥肌を早く回復させます。

ポイント2:基礎化粧品などの保湿剤は使わない

洗顔後は、保湿ケアをせず、皮膚のターンオーバーの正常化を促しましょう。
急に保湿剤をやめることにためらいを感じる場合は、最初に洗顔剤を使うのをやめて、皮膚の突っ張り感がなくなることを体感しましょう。
突っ張り感がなくなることを確認できれば、保湿剤を使うのをやめることの抵抗感が減ってきます。

ポイント3:すっぴんプラスポイントメイク

ポイントメイク

アトピー性皮膚炎がよくなるまでは、メイクはしない方がよいでしょう。
ファンデーションを塗ることで、ターンオーバーが邪魔されてしまいます。
ノーメイクでは仕事に支障があったり、外出に躊躇してしまったりする場合は、ポイントメイクだけしてもよいでしょう。
ポイントメイクをしてあれば、随分印象が違います。
ファンデーションも塗っているように見えたりもします。
ポイントメイクはお湯で落とせるものにしておき、クレンジング剤や洗顔剤を使わなくてもよいようにするのがおすすめです。

ポイント4:塗っても低刺激の日焼け止め

紫外線が強くなっていると言われる昨今、やはりシミやシワになるのを予防するために日焼け止めを使用している人は多いでしょう。
しかし、皮膚が乾燥していると、日焼け止めの成分による刺激が、逆にシミを作ってしまうことがあるのです。
日に当たる時間が15分以内程度であれば、日焼け止めは塗らなくてよいと思います。
それ以上時間がかかる場合も、日焼け止めは極力控え、帽子や日傘、長袖や長ズボンなどを使って紫外線対策をしましょう。
日焼け止めを使うとしても極力低刺激の製品を選ぶようにしましょう。

参考記事:アトピー肌におすすめの日焼け止めと選び方のポイント

ポイント5:入浴時は湯シャン

湯シャン

シャンプーによっては非常に強い洗浄力があるものがあります。
乾燥肌がひどいときは、刺激を受けやすいので使用を控えて下さい。
汗や汚れがひどくない日はお湯で流すだけでも十分きれいになります。
洗髪も同様に、あまり汚れなかった日は湯シャンで十分です。
洗顔も、ポイントメイクをお湯で落とせるものを選んでおけば、クレンジング剤を使う必要がありません。

ポイント6:体全体の健康をキープ

体全体の健康を保つことが、皮膚の再生にも非常に関係があり乾燥肌を防ぎます。
食事、運動、睡眠そして呼吸を正すことで、きれいな血液が身体を循環し、老廃物が滞り無く排泄されるという流れが整います。
これがとても健康な状態であり、この状態であれば皮膚もきれいに回復します。

ポイント7:ステロイド剤の使用を控える

ステロイド剤を使っているうちは、保湿剤をやめていても、皮膚のターンオーバーは正常化できていません。
ステロイド外用剤により、確かに炎症は治まります。
しかし、アトピー性皮膚炎の原因を治せている訳ではないので、しばらくすると再発することは少なくありません。
薬を使い続けていると、次第にステロイド剤の副作用が出てきます。
皮膚の萎縮や赤みなどです。

美しく健康的な肌を手に入れるためには、長期的にステロイド剤を使用するのはできれば控えたいことです。
急にステロイド剤の使用を中止すると、アトピー症状がリバウンドして、非常に大変な状況になる可能性もあります。
ステロイドを脱するときは、食生活や生活習慣を正すことにより、自然治癒力で皮膚を回復させられるようになってから少しずつやめていくようにします。
これまで行ってきた保湿やステロイドでの治療をやめると、自分の傷ついた皮膚を修復しようと自然治癒力が働き、皮膚が乾燥して、血液および体液も出てきます。
しかし、これらの症状はそれぞれ、皮膚を丈夫にするためのステップです。
もし、これまで長い間ステロイド剤を使用していても効果が得られていないのなら、思い切って脱ステロイドをしてみることを考えてみてもよいかも知れません。

アトピーの乾燥肌を治す保湿剤

保湿剤を付ける女性

角質層の構造は、レンガの壁としてよく例えられます。
角質細胞がレンガのブロックで、細胞間脂質がその間を埋めるモルタルとして角質層を構成していると考えます。
アトピー性皮膚炎では、モルタルとしての細胞間脂質の主成分であるセラミドが正常の皮膚と比べて少なくなっており、このレンガ壁の構造が弱くなっていることが分かっています。
皮膚の水分保持力およびバリア機能を担うのは、細胞間脂質が80% 、尿素やアミノ酸、乳酸などの天然保湿因子が18%、そして皮脂がわずか2%となっています。
そのために、セラミドが不足していると、角質層の水分保持機能が弱くなってしまうので皮膚は乾燥しやすく、また、バリア機能が低下しているために外部からの刺激や異物などが侵入しやすくなってしまうのです。
その結果として、湿疹やかゆみが生じやすい状態にあるのです。

そこで、角質層の低下した水分保持機能を助けて皮膚の乾燥肌化を防ぎ、バリア機能の改善を促す働きをする「保湿剤」は、アトピー性皮膚炎の基本治療の一つとして推奨されているのです。
保湿剤には大きく分けて「保湿性」と「吸湿性」の2つの機能があります。

1) 失われた皮脂および細胞間脂質を補うことで、皮膚表面を保護し、水分の蒸散や刺激・異物の侵入を防ぐ「保湿性」
2) 水分を抱えて角質層にとどまらせることで、角質層に水分を保持する「吸湿性」

 

乾燥肌を治す2種類の保湿剤

2

それぞれ、どのような種類の保湿剤があるのか例を挙げてみましょう。

□保湿性

保湿性を有するとして用いられる保湿剤として、まずワセリンや親水軟膏などがあります。
精製度が高いものとして「プロペト」や「サンホワイト」などがおすすめです。
オリーブオイルやホホバ油なども利用されます。
最近では、細胞間脂質の一つであるセラミドを配合した製品や、細胞間脂質に似せた組成のセラミド、コレステロール、遊離脂肪酸を含有した製品も盛んに開発されています。
セラミドはアトピー性皮膚炎の方の角質層で不足している成分なので、アトピー肌に対してとても期待されている保湿成分です。

□吸湿性

外気あるいは角質層から蒸散していこうとする水分を抱え込む成分です。
尿素やアミノ酸類、ヒアルロン酸、ヘパリン類似物質、スクワランなどが配合された製品があります。
尿素は天然保湿因子といって、角質層内に本来含まれている成分で皮膚を柔らかくする働きもあり、肌荒れを治す効果が非常に高いです。
ただし、傷などがある部位などではピリピリと刺激を感じることがあるので注意です。ヒアルロン酸も天然保湿因子と類似した働きをしてくれます。

病院でももらえる保湿剤

保湿剤は、病院で処方してもらうことができます。ヘパリン類似物質が入ったヒルトイドソフトや尿素が入ったケラチナミン、パスタロンなどを使ったことがある人もいるのではないでしょうか。
それ以外にも色々なものが市販されていますので、主治医の先生と相談するといいでしょう。
サンプルなどが入手できる場合は、ご自分の肌に合うかどうか試してから購入するとよいと思います。

以上見てきた保湿剤を使用していくことはアトピー性皮膚炎による乾燥肌改善のためにとても大切なことですが、それと共に大切なのが皮膚を清潔に保つということです。
汚れは目に見えるものだけでなく、汗や皮脂、垢など目に見えない汚れがあり、そのままにしておくと皮膚表面に雑菌が繁殖し、炎症やかゆみを引き起こします。
毎日きれいに洗い流して清潔にすることがまず必要です。

日常で出来る乾燥肌対策

夏などの汗をかく季節では、1日に2、3回こまめにシャワーを浴びることをおすすめします。
シャワーセット
また、運動をして汗をかいた後は、速やかにシャワーを浴びて洗い流しましょう。
石けんやシャンプーなどの洗浄剤を使うことは構いませんが、強くこすったりせず、よく泡立てて優しく洗いましょう。
ナイロンタオルやスポンジなどは皮膚がこすれやすいのでよくありません。
柔らかいタオルやガーゼなどを使うことをおすすめします。
乾燥肌や炎症が強いときなどは、洗浄剤をよく泡立てて、泡を手に取ってなでるようにして洗うのもよいです。
そして、身体や髪に洗浄成分が残らないようにしっかりすすぐことが大切です。
洗浄剤が皮膚に残ると炎症やかゆみの元になってしまいます。
石けんやシャンプーなどの洗浄剤も皮脂を落とし過ぎないようなアミノ酸系などの低刺激性のものが市販されています。

そして、入浴後には保湿剤の登場です。
皮膚表面の汚れだけでなく、皮脂膜も洗い流されてしまっているので、乾燥肌を防ぎ、バリア機能を補うための保湿剤をしっかり塗って清潔と保湿の大事なケアを両立させておきましょう。
また、保湿剤を使用するのは入浴後だけではありません。
起床時および乾燥を感じたときに適宜塗ることがとても重要です。

保湿剤を塗る目安

最後に、保湿剤を塗る量の目安についてです。
人差し指の指先から第一関節までの間に一筋のせた量(1フィンガーチップユニット:FTU)を大人の手のひら2枚分の面積に塗り広げるぐらいです。
保湿剤の目安
塗ったところにティッシュペーパーをのせてみると、付着して落ちないぐらい塗るというのも、目安の一つとなります。

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